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喫茶店からモカが消える?

  • 2008-08-07 (木) 11:09

2008年8月号

「モカコーヒー」という名前は聞いたことがあると思います。喫茶店には、必ずモカという種類がありますね。私はコーヒーの専門化ではありませんが、調べてみるとモカはエチオピア産(またはイエメン産)のコーヒーのことで、苦味が少ない一方、酸味が強く、フルーティーな香りがするとあります。ところが、今このモカが消えるかもしれないという事態になっています。
輸入食品には残留農薬検査がされていますが、この輸入食品の残留農薬検査というのは、モニタリング検査といって、すべてを検査するわけではなく、一部を抜き取りで実施します。従って、時々残留農薬を超えた輸入野菜などが市場で見つかってしまうということもあるのですが。このモニタリング検査で、特定の産地の特定の商品に基準値を超える残留農薬がでると、命令検査といって全量の検査を輸入業者が行うように指示されます。エチオピア産コーヒー豆は、モニタリング段階では約30%を検査していたそうですが、残留農薬が出たので5月から全数検査になったそうです。このため、輸入商社は、せっかく輸入しても残留農薬が出ると廃棄せざるをえないので、買い控えをするようになり、今実質的にエチオピア産モカの輸入はストップ状態ということになっています。
すでに現在(8月)、コーヒー専門店へのモカの供給が滞ってきているということで、いずれ一時的にモカは消えざるを得ないようです。しかも、ブレンドコーヒーの配合にもたいていはモカが使用されているので、ブレンドコーヒーの味も変わるかもしれません。
残留農薬はもう出ないというところまで原因が究明されて対策がとられるまでは、輸入業者としてはリスクをおってまでは輸入しにくいところでしょう。関係者がエチオピアに飛んで解決するまで、しばらくこの状態は続くこととおもわれます。

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